本金と水金の違いについて

九谷焼の絵付けにも装飾に金をよく使用します。

金の含有量によって大まかに本金と水金が存在します。

金が剥がれ易いが剥がれ難いかは焼成温度と下処理を行ったかの2点できまってきます。

当然本金の方が焼成温度が高いので食いつきは強いと考えられますが、金の含有率の低い水金でも

本金のように目視では見えることもあります。絵付師が一番見せたい金の温度もそれぞれで金屋さんも種類も豊富です。

 

いづれにせよ金彩系は特に大切に取り扱っていただければ幸いです。

食器洗い乾燥機(乾燥機)・電子レンジの使用は出来ません。

 

協力:石川県工業試験所様